悩みのない人はいません。
そのネタがそれぞれ違うだけです。
学校、家庭、職場など、社会生活をしていれば不安、不満、自分や周りに対する疑問、を感じることはごくごく普通の事でしょう。

問題解決のために不安や疑問がどんどんクリアになって行くのは気持ちのいいものです。
安心したり成長、達成感を味わえたりしますね。
ところが実際は解決しないことだらけではありませんか？
疑問は疑問のまま、不安で苦しい思いが何年も続いている、諦めている、あるいは怒りや絶望に行きつく人もいるかもしれません。

「調べればわかるけど大したことではないから放置、本気を出していないだけ」
「だって性格だから。治るわけないから。仕方がないことだから。原因は自分ではなく環境だから」
とおっしゃるかもしれません。
既に問題やお悩みを解決するために取り組んだ経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

○○が治る〇つの方法、認知行動療法、スキーマを探る、新しい信念を持つ、魔法の言葉、ビリーフチェンジ、パラダイムシフトを起こす○○、○○心理学、自己肯定感を上げる○○法等々
それぞれ十分研究されて効果があり、支持されているものはたくさんあります。
（そうでない物はもっとたくさんあるかもしれません。）
それぞれ人ごとにぴったりの療法と出会って実行できて人生が変われば言うことはありませんね。

要はどれも本人独自の思考や思い込みに幅をもたせ、新しい選択をしていかに変えるか、というやり方です。
「思い込み」と平たく表現しましたが、

認知にしろ解釈にしろ、確固たる信念といえどすべては個別の思い込みです。

人生を変える方法とは外科手術のように切ったり貼ったりではなく、本人の思い込みや思考が変わる事、本人の行動が変わることにかかっています。

それと運と。
そうですよね。
平等なんて叫ばれていても実際そんなわけはありません。
これまでいやというほど他人の羨ましい転換エピソードを見聞きしてきたのではありませんか？
そして他人と違い、

自分には運命的なきっかけがない事を言い訳に、変わらない事を自分で選び続けてきたのかもしれません。

コレは変わろうとしない人殆どに言える事ですが。
人は見たいものしか見ないので、変わりたくない人は変わらなくていい情報しか見えません。
そして自分だってチャンスがあれば挑戦していた、と言いながらちゃんと目と耳をふさいでいる事があります。
思い込みや思考が変わると視点も変わり、見逃していた運に気づくようになります。

戦時下でもない、義務教育が受けられる、蛇口をひねれば飲み水が出る国と時代に生まれただけでも私は運が良かったと思っています。
爆撃に怯える、飲み水の確保が難しい地に生まれたら、どんな私か想像もできません。
そんなに強くはないんじゃないかな。
現にそういったストレスに囲まれて生きている人々もいるのに。
不平等ですよね。かといって恨まれる必要はありますか？
私たちのコンプレックスなど、なんと小さな事でしょう。
国内外を問わず、お金と発言で支援できる人がする、しかないと思っています。
私の残りの人生は言葉を使って皆さんのより良い人生を支援することにしたのです。
あなたが運を掴んでもっと自由に生きるために。

ところで人生を好転させるには
・ネガティブをポジティブに変えればいい。
・ネクラをネアカに変えればいい。
・自信をつけたい。
・人に好かれるようになりたい
・いつも笑顔でいたい
なんて、間違った思いこみはしていませんか？
無理矢理ポジティブを装い明るく振舞う事は人に好かれるとは限りません。
自信なんかつけたらおしまいですよ。成長が止まります。
他にも
信用できるのは大ヒットした本、
医療機関も実施しているやり方、
海外の学者が言っていること、
という思い込みもあるでしょう。
有名人、みんなが言ってるから。

一般論が当てはまらない自分なのにこんな時だけ（笑）
それでも良いですよ。きっかけは何だって。

確かに知識が増えるのはいい事です。
知る→わかる→できる、の第一歩ではあります。
知る、わかる、できるのステップは万能かのように教育の場では浸透しています。
ＰＣの操作なら知ってわかれば出来るかもしれませんが、人の思考や行動となるとそうはいきません。
人はこんな傾向があると知る
→自分にもあてはまるなあ、納得。
→もう損な行動はやめて明日から他人を意識しないぞ
と単純にはいきません。
「わかる」から「出来る」まで大きな壁がありますね。

占いで自分の傾向がわかって何か変わりますか？
自分の認知が歪んでいるとわかったら修正できますか？
自分に欠けている物がわかったら補う行動をとればいいのでしょうか？
簡単ではない事はご承知ですね。どれも本当に難しいのです。
それなのに「わかっているのになぜできない」というセリフは定着しています。

本当に難しいのに、人にも自分にも向ける言葉ですね。
そこに必要なのはシンプルな人間の本質知ってトライすること。
新しく取り入れることもあれば手放すことも必要です。

私が皆さんにお伝えできるのは

・自分一人では難しいという事。

それは他人の力を借りれば叶いやすいという事。

・自分で考えて行動すること

いつも答えを他人に求めて正誤を気にして生きていると変われないという事。

・人間の本質を知って行動する事

人間の本質を知らなければ叶わないか遠回りをするという事。

・高い価値観に触れる事

コレなしに人生は好転しません。心理学のみに頼っていると圧倒的に欠けている事。

何のことはない、これらは私が好転せずにいた時から変化した実感です。
対価を払って学びました。対価に見合わない学びもありました（笑）
先生、師、巨人と呼べる他人の力を借りたのです。
知る事だけを目的で参加したので、考える時間が与えられた時、知識も足りず、考える事に慣れておらず冷や汗をかきましたがこれこそが意味のある事だと知りました。

「知れば解決するのでは」と思っていた私の思い込みは所々で砕かれました。
初っ端から知ったことで問題が解決しない事とわかり、「えーーー！！！」と驚き、軽い絶望も味わいました。

編入した大学でも、他の講座でも。
考えなければヤバいと追い込まれたのか、気づいたのか覚えていません。
ただ、どこかで潜在的に感じていたことをきちんと言語化したり、逃げずに向き合うことで言葉はちゃんと出てくるようになってきました。

自分に余裕がないと、スルーしている疑問や常識がたくさんある事さえ気づきません。
気づかない方が手っ取り早く便利で面倒もないからです。
体裁のいい自分も演出できるかもしれません。

しかしそこにどんな意味があったのかがクリアになると自分自身が揺らいだり不安定になることもなく、柔軟に、自由に考える事ができます。

考えるにはそもそも知識、材料がある事は大事ですね。
一人でいくら考え込んでも限界があったり、ベストにたどり着かないでしょう。
同じ会場にいれば他人でも「あの人はそう考えるんだ」という実感というか臨場感を伴って糧にしたり自分の考えを修正することができます。
グループが苦手なら一対一で。

目の前の他人から受ける影響は強力なんです。

他人の言動に傷つくこともあれば、身内の言うことは聞きたくないけど他人なら同じ言葉も入ってくる、など実感されませんか？
街で有名人を見たよと興奮したり（見ただけですよ）、コンサートやライブが一番、と実感している事はあるでしょう。
本（活字）は肉声がわかりませんし、ありがたいことに強制力がありません。
WEB画面も便利ですが臨場感は１００％ではありません。
こんなわかり切った理由で、ひと事として私たちは実感から遠ざかり　思い込みを改善する行動に移れないままでいます。

もちろん教材ですぐに自分に反映できる能力の高い方もたくさんいます。
自分にとって必要な選択を実感して行動に移せる能力が高いのでしょう。
それは一言で考える力。
そして「考える事」はスピードが必要な事もあればじっくり時間をかけていい事もありますね。

あとは本人にとって選択が最良である事。

人生はトレードオフですから、私たちはいつでもどのような選択をしてもいいのです。

最初から成功しないのも当たり前。

人目を気にしてもしなくてもいいし、譲れない物は譲らなくてもいい。

ただ、思い込みを超えて判断している事が大事。

簡単に見ることができるネット記事などで、自分軸ばかり推奨する傾向があるのは本当に困ったものだと思っています。

成功している人には無い視点ですから。

心理学大好きな人たちには語れない部分です。

ここは一緒にきちんと共有したいですね。



「この世は解釈」とはニーチェの言葉

事実などないよ、一人一人の思い込みだよ、という事です。

ウソでしょう、事実を恐れて苦しい人生なのにという方はぜひ一緒に学びましょう。

私、切に共感できますよ（笑）

題名でもお分かりの通り、ダサくてもわかりやすくお伝えするのがモットーです。

だからこそ思い込みを改善して力を発揮する未来を、ご自身の力で得て欲しいと願っています。