「交差点」「交差路」「乗り換える」という意味があります。
音楽や文化では、交じり合って「新しいものが生まれる」という意味があります。
目指すのは、考えを重ねて重ねて、言葉を重ねて重ねて、それでも混沌とせず、より良い人生を選択できる、というイメージにしました。
ほかにも、交じり合うイメージとしては、人と人との関わり合いもあります。
ストレスが生まれる人との関わりもあれば、私とあなたが双方向にコミュニケーションを取るのも関わりです。
さて、残念ながら「CROSSOVER」は願えば叶う魔法の言葉ではありません。
願うだけで、本を読むだけで、お金を支払うだけで人生が変わるといいのに。
あなたのパラダイム(考え方や価値観)が変化することなく、未来だけが都合よく変化することはありません。
当たり前のようなことですが、多くの人が心のどこかでそう願っています。
それさえ面倒になると、周りの環境や人が変わりさえすれば、とどうにもならない考えに執着してしまいます。
それでは変わらないまま年月が過ぎていることを、あなたはすでにご存知なのかもしれませんね。
より良い未来を願っているあなたがしなければならないことは何でしょう?
あなたが、これから関わるコミュニケーションで起こるさまざまな相互作用を受け入れて、変わることを恐れず、価値観を変えた行動を選択すれば、間違いなくあなたの人生や未来は変わります。
あなたに、これからの人生をより良く生きる一歩を踏み出す気持ちがあれば、私は全力で関わり続ける覚悟があります。
さて、ここでもう一度人と人との関わり合いについて考えてみましょう。
実際に、です。
これから私とあなたがする関わりとは、握手やハグでしょうか?違います。(笑)
便利ではありますが、ビデオ教材で学んでいただくわけでもありません。
面談、相談、セッション、セミナーなど、名称はさまざまですが、言葉でお伝えして考え抜き、最良の選択をしていくことを繰り返します。
場面の応用や、レベルアップすることでより良い人生に確実に近づきます。
え、それだけ?とお思いですか?ほかに何ができるでしょう。
あなたの知っている言語を使ってお伝えする以外に。
首に縄をつけて、強制しても行動はできないのですよね。
縄に繋がれていないのに、他人の言葉に振り回されてきた過去を思い出してください。
「いいえ、他人のあの目つき、態度がダメなんです。言葉じゃありません」とおっしゃるなら、その態度は何を語っていたのでしょう?
声になっていない、聞きもしない妄想の言葉に対して、これまで不本意な行動を繰り返してきたのですから、新しい思考を選ぶ言葉や、態度が示す新しい言葉によって、これからの行動も変えることができるのです。
「CROSSOVER」は魔法の言葉ではありません、とお伝えしました。
私がお伝えすることも、私が編み出した新奇の発見でもありません。
さまざまな情報や知恵は、書店に行けばいくらでもあります。今やググっても手に入りますよね。
それでも変われない、解決しない、どうしたらいいかわからない人が減らないのはなぜでしょう。
中には勧められるがまま、心理学の専門書を読み倒している方もいらっしゃいます。
そういう方は、その厚くて難しそうな本をこれ見よがしに携帯して「読んでます」アピールしている方が多いです。
それは私にとっては「知識欲を満たしましたが何も解決していません」という目安として役立ちます。
ですから心理学の本も読んでいない、という方はむしろ安心してくださいね。
心理学の知識を得ることと、それらを活かして人生を好転させることは別問題ですから。
読んだのに何も変わらない、と悲観する時間は短いに越したことはありません。
一体どうしたら?の答えを知る方法は私が発する言葉を通してしかないでしょう?
このように語る私も「言葉が最強」説にたどり着いたのは最近です。
気付いてはいても、表現して活動するには、自分が思い込んでいたブレーキがありました。
時間、お金、体力、能力がない。そう、あなたとダダ被りです。
(また、私の役目は使人<シジン>だとも思っています。人のより良いこれからの人生のためにお使いをする人。使用人でも結構。ただ、右から左へ伝言するだけのメッセンジャーとは違うような。神のお告げを神に成り代わって伝える能力もありません。命令を受けてお使いをする使者でもないような気がします)。
私自身が勝手に励みと感じたものに「ただ知らないだけ」という師の言葉があります。
皆様もそうです。
ですからお伝えします。
知ったら即行動できる人もいれば、理解するとか、落とし込むのに時間がかかる人もいるでしょう。
時間がかかること、わからなくて苦労すること、抵抗を認めること、これらは悪いことではありません。すべてメリットがあります。
より良い人生とは、反省すること、欠点を克服すること、人を見返すこと、非道徳な人を恨まず憐れむこと、ではありません。
私たちが陥りがちな善悪の尺度も見直すことができますよ。「??」と感じた方は、ぜひご期待くださいね。
さて、このあたりで締めます。
私たちは、これから交わす言葉とともにさまざまな感情も味わうでしょう。
苦しいと思うことも、勇気がいることも、一緒に乗り越える覚悟を示す言葉に「CROSSOVER」を選んだのです。
トップに掲げている【思い込み改善計画】についてもどうぞご覧ください